今月17日で、阪神・淡路大震災から20年が経過するといいます。 あの日、建設会社で営業部に所属して働いていた私は、倒壊した建物や高速道路、広範囲に広がる火災の映像に、建築・土木の技術への自分の信頼が大きく揺らぐのを禁じえませんでした。同時に、地震に強い建物やインフラ整備を可能にする技術開発や街づくりへの新たな責任をいっそう強く感じた覚えがあります。