横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

山手駅改良・バリアフリー化工事の概略計画案が公表されました。

2009.12.03

多くの利用者の待望久しい山手駅のバリアフリー化工事の概要が、12月3日横浜市道路局企画課から発表されました。

今回の発表で明確になったのは、駅構内、ホームまでのバリアフリー化です。計画によると、上りホーム側に、エスカレーター(上り下り)、エレベーター、階段のフル装備が、下りホーム側には、敷地の関係からエレベーターと階段が設置されるようです。

根岸寄りに改札口の新設をとのご要望も多くありますが、今回発表のJRの計画では改札口は1箇所になっています。

こうした内容の駅構内の設計が現在JR東日本により今年度末まで行なわれ、明平22から25年度までをかけて工事が進められます。この間、平成24年度を目途に、駅周辺の改良工事が横浜市により開始されることになります。

大きな変更点は、駅改札の移転に伴い、現在使用している改札口周辺を、歩行者通路と自転車駐車場や店舗にすることと、立野小学校下の自転車駐車場を撤去し歩行者通路にすることで駅前ロータリーの車両通行部分を広げることの2点でしょう。

2006年7月に公明党中支部が行なった駅利用者アンケートでは、駅構内や周辺改良に関する様々なアイデアをお寄せいただいていましたが、スケジュールもようやく明確になりましたので、改めて利用者の声をJRや横浜市に伝えるべき時ではないでしょうか。皆さまのご意見をお待ちしております。

私は駅構内に、授乳コーナー等の子育て支援施設や、市立図書館の返却ボックス、市民の情報交換ができるような場ができると、駅利用者や地域の住民にますます愛される拠点になるのに、と考えていますが、JRさんなんとか工夫していただけませんか?!

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