横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

山手駅改修の準備工事が始まりました

2010.08.19

山手駅のバリアフリー化工事のための準備工事(設備基礎工事、電源設備工事)が、8月19日から12月20日まで東日本旅客鉄道(株)により行なわれる旨、近隣住民の方々に周知されました。

主な作業内容は、駅電源設備基礎の新設と電源設備の設置、既設駅電源設備の撤去そしてケーブルの張替えとなっています。昼間工事は8時30分から18時まで、夜間工事は22時から翌朝5時までと計画されています。夜間工事は9月から毎月10日間程度行う予定で、音の出る工事は極力、昼間工事時間帯に行なうとしています。

今回行なわれる準備工事に引き続き、駅舎改良・バリアフリー化の本格工事の内容が気になるところですが、駅舎改良・バリアフリー化の最終的設計内容はまだ公表されていないそうです(7月末現在)。この設計内容が明確になった後、横浜市が負担する駅舎周辺の道路や駅前広場の設計・工事内容が確定するそうです。

2006年7月に公明党中支部が行なった駅利用者アンケートでは、駅舎や周辺整備に関する様々なアイデアをお寄せいただきましたので、その内容をJR東日本(株)と横浜市にお伝えしました。私は、駅構内に小さな授乳コーナー等の子育て支援施設や、市立図書館の返却ボックス、市民の情報交換ができるような場があったら、電車の乗り降りにとどまらない地域拠点になるのではと考えています。

当初計画では平成25年度まで駅舎改良工事が行なわれ、平成24年度から駅周辺の改良工事が横浜市により開始されるとのことです。駅開設以来50年ぶりの改修となるこの機会に、次の50年間の変化に耐えうる駅舎と、その周辺整備をお願いしたいと思います。 (8月19日)

高架下の店舗跡で電源設備の工事が行なわれる(左)
現在の駅舎部分は駐輪場にする計画(右)

立野小学校下の駐輪場は撤去し歩行者用通路に(左)
新たな改札口はこちらに(右)

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