横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

10月21日 羽田空港新国際ターミナルが開業

2010.10.17

待望の羽田空港再国際化が実現します。21日のターミナル開業に続き、31日には航空機の発着が開始されるとのこと、横浜市民の国際線利用が格段に便利になります。中区では昨年4月から、それまで羽田-YCATをノンストップで結んでいた京急バスが、山下ふ頭入口や横浜第二合同庁舎前にも停車するようになっており、関内周辺や本牧方面在住の区民が公共交通を利用して羽田空港と行き来できるようになっています。

羽田空港再国際化により増加する早朝・深夜の発着に対応するため、公共交通のダイヤやホテルのサービス提供にも新しい取組が始まるなど、関係業界も準備に余念がない模様です。

横浜市もこれを期に、従来の観光客に加え、観光庁の推進するMICE(MICE:Meeting、Incentive travel、Convention、Event/Exhibition の頭文字で、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称)客の増加をめざしていくとしています。

私が今年度、副委員長を務める都心部活性化特別委員会では、羽田空港国際化に伴う都心部活性化への政策提言を行おうと活動しています。(株)大和総研の予測調査によれば、年間に横浜を訪れる外国人数は約34万人増加し、経済波及効果は年間約191億円の増加が見込まれるとのことですから、一般市民にも好悪様々な影響が及ぶものと予想されます。ハード、ソフト両面で早急に対応すべき課題を検討し、市民生活の活性化に寄与する変化とするよう施策を講じて参ります。(10月17日)

新しい管制塔(左)
新管制塔から見た国際線ターミナル。多摩川の向こう側は川崎市殿町(右)

毎分ごとに離着陸する国内便。国際線開業後の管制業務は一層複雑化する?(左)
山下公園前にも止まる京急バス(右)

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