横浜市立みなと赤十字病院が「神奈川県アレルギー疾患医療拠点病院」に選定されました。
昨年、国のアレルギー疾患対策の基本方針に、各都道府県に1、2カ所程度の拠点病院を整備することが公明党の主導により明記され、専門医による高度な診療や情報を提供する体制案が盛り込まれたことによるものです。これにより、かかりつけ医の診察・治療が困難な場合等には「拠点病院」に紹介され、病状が安定化した後かかりつけ医が診療するという体制が整います。
拠点病院は国が定める中心拠点病院とも連携し、人材育成、研究、学校等への助言を行います。県内では県立こども医療センターも選定され、アレルギー疾患の診療ネットワークが充実します。
患者・家族の声に応えて
2003年、旧港湾病院からみなと赤十字病院へ経営形態を変更するにあたって公明党横浜市会議員団は、①専門医や指導医などの人材確保、②最新の臨床研究のもとの治療、③地域医療機関との充分な連携の3点を備えた総合的アレルギー疾患診療機能を整えるべきと強く主張し、05年に「アレルギーセンター」を擁する体制で開院することができました。以来、各診療科の専門医が連携して診療にあたり気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症などに適切な治療や情報提供、日常生活への医療的指導を行ってきました。
同センターの充実を一貫して主張してきた公明党横浜市会議員団として、さらに患者・家族の信頼に応える最新の診療をと期待しています。