横浜市会議員 中区選出 福島直子

市政レポート Vol.34

市政レポート Vol.34

生命を守る地域社会を

連日のように幼い命が殺められる痛ましいニュースを耳にして、嘆かわしく救われぬ思いを抱いているのは私一人ではないと思います。特に先月28日に起きた川崎市の事件は、加害者の抱えていた課題の深刻さも相まって防止策の難しさに呻吟する思いです。

●子どもの安全緊急要望

しかしながら今改めてできることをと6月4日、公明党市議団として横浜市長ならびに教育長に子どもたちの安全確保に関する緊急要望を行いました。
 内容は、登下校時の防犯対策である「学校の防犯マニュアル」の見直しや、緊急時における学校と家庭の情報共有に関するシステム導入の促進など6項目です。
 市長からは、未来の宝である子どもたちを守るためしっかり対応していくとの決意表明がありました。

●動物虐待防止へ法改正

生命軽視の犯罪と通底し、凶悪犯罪の入り口になりうると分析されているのが動物への虐待です。
 6月12日、改正動物愛護管理法が参議院本会議で全会一致により可決成立しました。
 超党派による議員立法ですが、私たち公明党神奈川県本部の動物愛護プロジェクトチームも佐々木さやか参議院議員を座長に県内の実態を調査するなど推進してきただけに感無量です。
 同法は動物虐待罪の罰則強化のほか、繁殖業者によるマイクロチップ装着義務付け、生後56日未満での販売禁止など「ひとと動物の共生社会」を一歩前進させる内容となりました。
 地域で動物愛護活動を展開する方々とも協力し市民理解をいっそう進めてまいります。

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