横浜市会議員 中区選出 福島直子

市政レポート Vol.43

市政レポート Vol.43

「にひゃくとおか」に防災を考える

七月豪雨で各地が被害に遭ったばかりですが、今度は暴風も伴う台風シーズンの到来です。昨年の15号・19号による市内での大被害を思い起こし、防災資材の購入や停電・断水対策など、我が家わが社で怠りなく備えておきたいものです。

◆空き家・崖・樹木の安全

所有者が遠隔地にいる空き家や崖、斜面地等の樹木などは管理不全になることもあり大型台風や地震で近隣に被害を与える場合があります。また近隣住民が不安を抱えながら所有権者に連絡がとれずにいるケースも散見され、所有権者には定期的な状況確認と適切な安全管理が求められます。

 危険なブロック塀の除去・改善工事には市の補助制度も用意されています(令和3年度末終了予定)。利用には事前相談が必要ですので、横浜市建築局建築防災課に確認してください。

◆コロナ拡大下の避難計画

横浜市は今年6月「新型コロナウイルス感染症を踏まえた地域防災拠点の開設・運営のポイント」を策定し
 【1】自宅で安全を確保できる場合には在宅避難に努める
 【2】在宅避難に備え食料やトイレパック等の備蓄品を準備
 【3】行政が開設する避難場所・避難所だけではなく親戚や友人宅への避難も検討
 【4】非常持出品にマスク・体温計等も
 【5】自宅療養者など発災時に自宅で安全を確保できるか不安な場合は事前に区福祉保健センターへ問合せを、と公表しました。
 中区では、防災拠点を運営する自治会・町内会代表への研修を行い今後の防災訓練に活かすよう促しています。

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