ボイスよこはま 96号 2021年春号
令和3年第1回定例会の論戦より
予算代表質疑
・核兵器のない世界に向けて
本年1月に発効した核兵器禁止条約は、長年被爆の実相を語り継いできた「ヒバクシャ」の強い思いの結晶として、核兵器実験や開発、保有、使用などを初めて全面的に禁止した画期的な国際法規範です。横浜市は、国際平和への取り組みが評価され1987年に国連から「ピースメッセンジャー」の称号を授与されていますが、代表質問では条約発効を受け、核兵器のない世界の実現へ、ピースメッセンジャー都市として一層の役割を果たすべきと提言しました。
市長からは、あらゆる核実験への抗議、平和首長会議との連携、市民の皆様に向けた啓発を引き続き進める。さらに、改定国際戦略が目指す次世代育成の観点から、特に若い世代に向けた啓発の充実を図り、同じくピースメッセンジャー都市の広島市、長崎市とも連携し、核兵器のない世界の実現に向けて取り組むとの答弁がありました。
予算関連質疑
・ゲーム障害への対策強化へ
ＷＨＯ（世界保健機関）が青少年の「ゲーム障害」を新たな依存症として認定したことを受け、昨年10月に教育委員会がゲーム障害に関する実態調査を行いましたが、その調査結果を踏まえた今後の取り組みについて質問しました。
教育長は、学校保健審議会の答申を踏まえ、保護者や関係局、関係機関等との連携による取組を、夏休み前までに策定すると答弁しました。
横浜市健康福祉局は3月24日、現時点での接種開始時期や「個別通知」の発送見通しを公表しました。
新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種の見通し
個別通知の発送時期
高齢者向け接種に係る個別通知を優先順位に基づき発送します。
個別通知には、①接種券 ②予診票 ③ワクチン説明書 ④接種案内チラシが同封されています。
接種希望者は個別通知の指示に従い「予約」します。
高齢者接種のワクチン供給状況と接種開始見通し
先般、国からファイザー社製ワクチンの6月までの出荷予定が情報提供されました。これをふまえ、横浜市では5月中旬から集団接種〈中区民は技能文化会館または中スポーツセンターで〉を開始します。高齢者向け個別接種（病院及び診療所での接種）は、6月以降に開始の予定です。