横浜市会議員 中区選出 福島直子

市政レポート Vol.49

市政レポート Vol.49

山中市政初の予算特別委員会 持続可能な市政へ議論を


市民一丸となっての取組によりコロナ禍もやや落ち着きをみせる中で新年を迎えることができました。
 この間、医療関係者をはじめ介護、保育、運輸、行政等夫々の持ち場で黙々と責務を果たしてこられた皆様があったればこそ、と感謝の念を禁じえません。
 私もまた市会議員として、市民の一人として役割を果たして参る決意です。

コロナ克服への方途を中期計画で

さて山中竹春横浜市長は、昨年の第4回市会定例会で、12月中に公表するとしていた任期中の施政方針ともいえる”中期4カ年計画の基本的方向”の公表を延期。代わりに、中長期の財政方針「財政ビジョン素案」を令和4年度当初予算案の発表に合わせて公表するとしました。
 
 市長は公約で
【1】敬老パス自己負担ゼロ(75歳以上)
【2】子どもの医療費ゼロ (0歳から中学生)
【3】出産費用ゼロ (基礎的費用)
 の「3つのゼロ」を掲げましたが、市の財政状況等を知るにつけ実現の困難さに戦慄を覚えておられるのではないかと拝察します。
 今月末から始まる定例会と予算特別委員会では、山中市政初の予算案を議論します。市民の皆様にも注目いただきたく思います。

横浜を温かなデジタル社会に

昨年私は、所属する「基地対策特別委員会」で実施した消防用ヘリコプターによる市内米軍施設(跡地)の視察に参加し約437平方キロメートル余という広大な市域を鳥瞰しました。
 隣接都市との位置関係や連続性さらにはアジア各国との接続性等にも思いを致し、改めて臨港部から郊外部までの人と地域の豊かな魅力を活かさねばと痛感しました。

急速に進むデジタル化は社会の無機質化を想起させますが、確かな人間観に基づく便利で温かな横浜の実現をめざして、学び議論を深める一年にしたいと思います。

市政レポート一覧へ戻る