横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

市民の会代表者とともに日本赤十字社神奈川県支部にお届けしました。

2008.05.28

四川省大地震・ミャンマー大型サイクロン被災者を救援募金活動に、皆さまからお寄せいただいた真心の浄財を、28日、市民の会代表者とともに日本赤十字社神奈川県支部にお届けしました。

今回の皆さまからの救援金は、二つの被災地に半分ずつ寄託されました。ミャンマー・サイクロン災害救援金として¥88,796-、四川大地震救援金として¥88,797-です。短時間の実施だったにもかかわらず多くの方々のご協力を頂いたことに、重ねて御礼申し上げます。ミャンマー、四川とも、本格復興へはまだまだ時間を要する模様ですが、現地の人々の望むかたちでの支援策が一日も早く手元に届くよう願っています。

私たち横浜市民も、いつ大地震に見舞われてもおかしくない状況にあり、引き続き震災対策に注力しなければなりません。20年度予算では引き続き無料耐震診断も行いますが、高齢などの理由で住宅の耐震化工事がむずかしいという方のために「耐震ベッド」の購入助成という新しい事業も用意しました。四川で問題になっている校舎の倒壊といった悲劇を起こさぬよう、横浜市は阪神大震災以来、学校耐震化工事を進めてきました。ようやく平成21年3月の完了予定まであと68校というところまで来ましたが、あと1年前倒しすることはできないものでしょうか。また、瀬谷区や鶴見区が先行して推進し、中区も一部町内会で取り組み始めた、ご近所での助け合いネットワーク:中区要援護者災害時等安否確認事業といったソフト面での防災対策の充実を急ぐ必要もあります。(6月2日)

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