横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

「象の鼻パーク」の整備工事が大きく進みました。

2009.01.08

「象の鼻パーク」の整備工事が進んでいます

東西上屋の下から貨物線の鉄軌道と転車台の遺構が発見された。強化ガラスで覆って広場を訪れる人に見てもらえるよう工夫するという。

開港150周年記念の中心的事業ともいえる「象の鼻パーク」の整備工事が、今年6月のオープンを目指して大詰めを迎えています。  大さん橋国際客船ターミナルのつけ根の左手方向へ延びている防波堤。突端が丸まって象の鼻のように見えることから愛称になりました。横浜の港は、ここ象の鼻地区から始まり、明治、大正、昭和、平成と多くの港湾関係者の暮らしを支えてきました。横浜市では、この地区の歴史性や象徴性を活かしながら広場や緑地として整備する構想を策定し、新たな賑わいや交流の場を生み出すこととして整備を進めてきました。  昨年12月10日、共に開港150周年記念事業特別委員会に所属する大滝議員と視察させていただき、新年5日の仕事初めに再度状況を確認してまいりました。大桟橋と赤レンガ倉庫を両翼に見渡し、広々と晴れ晴れとした空間ができあがりつつあります。  開港150周年を機に横浜港・原点の地、母なる港として、ふたたび懐深く多くの人々を迎えることでしょう。作業を進める皆さまの無事故でのご尽力をお祈りします。(1月8日)

東西上屋の在った場所も広場として整備される
臨港プロムナードからも入れるレストハウス(象の鼻テラス)は、(株)ワコールアートセンターが運営する。芝生の中の大小のステージと共に多様な催しに利用される

象の鼻には子供が寄りかかれるほどの石積みがあった
海中で見つかった石を利用して部分再現された石積み

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