横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

市立中学校の昼食のあり方検討が具体化

2012.07.02

楽しみな、お弁当の時間がやってきた!

市立中学校における「横浜方式のスクールランチ」の実現を提唱している公明党市議団は7月2日、市立矢向中学校(鶴見区)を訪問し、弁当の管理、受け渡し、申込み等の模様を視察しました。

今年2月の市会本会議で公明党は教育委員会に対し、これまでの数度にわたる中学校昼食に関する調査を踏まえ、早期に具体的な取り組みを行うべきと主張しました。

校舎の一隅に設置した冷蔵・加熱兼用カートで弁当を管理

教育委員会は、これを受けるかたちで協力校6校での配達弁当方式のモデル事業を開始しました。7月13日まで行われます。

市立矢向中学校は全校生徒586名。6月26日のモデル事業開始以来、1日10~24食(内、教職員が3~4食)の利用があるそうです。9割の生徒さんは自宅から持参した弁当を食べていましたが、部活の早朝練習の日や、何らかの理由で自宅から弁当を持参できない日に利用でき保護者も喜んでいる、との声を聞きました。
矢向中学校では、冷蔵・加熱カートを利用した方式で、昼食時刻に合わせて加熱した温かい弁当(加熱しないメニューもある)を提供していました。この方式では弁当の管理、受け渡しと申込み受付を担う「人」が必要で、幸い、以前から学校ボランティアとして活動して下さっている市民の方に担当していただくことができました。

今回のモデル実施ではこのほか、ネットで申込みができ1個から配達可能な方式なども試行しており、3週間の実施後教育委員会は、生徒、保護者、教職員の意見を聴取するとしています。
公明党市議団は、弁当の内容、管理・申込み方法などについて、学校現場に合った昼食提供のあり方を議論し、一日も早い「横浜方式のスクールランチ」の実現をめざします。

昼食後、翌日以降の利用を申込み、代金を前払い(左)
視察団も試食(右)

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